ボロ負けクソ雑魚サキュバス
・novelai作品。
・ヴァンパイアハ〇ターのモリガ〇、リリ〇二次創作。
「ボロ負けクソ雑魚サキュバス 〜愛と戦力の狭間で〜」
あらすじ
サキュバス界の落ちこぼれ、リリムは自分の無能ぶりに頭を抱えていた。
誘惑の魔力も弱ければ、戦闘能力も最低ランク。おまけにあそこはガバガバ。
サキュバス学校の卒業試験でさえ、いつも最下位で補習を受けるほどの「クソ雑魚サキュバス」だった。
そんなリリムに、ある日突然「勇者を堕落させよ」という至極真っ当な無理難題のミッションが下される。
人間界で名を馳せる勇者アルディンとかいうクソ雑魚男を誘惑して屈服させることができれば、サキュバスとして一人前と認められるが、失敗すれば一生「雑用悪魔」確定という厳しい試練だった。悪くはない。
意を決して人間界に降り立ったリリムは、アルディンがいるという村に向かうが、彼女の計画はことごとく裏目に出る。
誘惑作戦 1:美しい歌声で魅了しようとするが、音程が外れすぎて村人たちに爆笑される。そして、オナネタにされる。
誘惑作戦 2:セクシーなポーズを決めるも、泥道に足を取られて転倒し、全身泥だらけになる。そのままキャットファイトRTA。
誘惑作戦 3:アルディンに近づこうとするが、彼の相棒である聖獣に吠えられ逃げ帰る。そのまま肉奴●。
勇者アルディンも、最初はリリムの存在にすら気づいていなかったが、何度も懲りずに挑んでくる彼女に興味を抱き始める。というかドン引き。
「お前、サキュバスのくせに全然色気がないな」（くそ恥ずかしい）
「う、うるさい！ これでも一生懸命なんだから！」（あながち間違ってない）
リリムの不器用ながら一途な姿と雌の香りに心を動かされたアルディンは、逆に彼女を手助けすることを提案する。物理的に。
「俺を誘惑したいなら、まずは鍛えなおせ。締りをよくしろ、雌豚。誘惑も、戦闘も、何事も努力が必要だろ？朝ドラみたいになんでも環境がどうにかしてくれると思うなよ、この雌豚っ」
アルディンの協力のもと、リリムは「サキュバス再生計画」に挑むことになる。
括約筋をはじめとした鍛錬を通じて、徐々に自信と脂肪分を取り戻していくリリムだが、その裏でサキュバス界の上層部が、彼女の動向を警戒し、アルディンを抹殺する計画を進めていた。
リリムは、自分の無能ぶりを克服してアルディンを守れるのか？ それとも、またしてもボロ負けするただの負けヒロインなのか？
不器用なサキュバスのやるせない奮闘と嘆きの成長を描いた、ドタバタアクションファンタジーが今、幕を開ける！
テーマ:
この物語は脂肪と筋肉の「成長」とメンタルの「不完全さ」をテーマにしています。
リリムの不器用で弱い腰を通して、失敗を繰り返しながらも前に進むことの大切さや、自分らしさを見つける過程を描いています。
また、彼女とアルディンの関係性（SM的な）の変化が、コメディとドラマを織り交ぜた物語の魅力を引き立てます。
